秋田県角館あたりをブラリブラリの旅⑨盛岡市
2017/05/3(水) 道の駅にしね で目覚め。
7時48分、道の駅発。
きのう調べておいたガスト盛岡上堂店にて朝食予定で、国道282号線を盛岡県庁方面に進んでいると、こんな看板を発見。
朝ご飯500円7時より
ワンコインで朝食は魅力だ。もう7時は過ぎているし入店OK。
これで500円なら申し分ない。
自分好みの朝食でした。
食後に、女将さんと談笑中に教えてもらったサクラパーク姫神。
サクラの名所だそうだ。
今回サクラはあちこちで見ているのでもういいかなとも思いつつ、せっかく教えてもらったし、何かの縁と思っていくことにした。
サクラパーク姫神に到着。9時着9時35分発。
この坂道を上ってきたところです。
あまり期待せず来ましたが、一万本のオオヤマザクラはまだ咲いていませんでした。
標高が高いから、まだなんですね。でも、空は雲一つなくいい天気だ。
5月7日は、ここでオオヤマザクラまつり2017が開催されるというのに、この開花状況では満開になりそうもない。
7日のまつりの写真。盛岡市のFBより。
サクラは少し咲いてきている。ザ・ガードマンで有名な藤巻潤さんが2000年6月3日に植樹された桜だ。
サクラには早かったが、景色が最高。
岩手山。左側には姥倉山、犬倉山、大松倉山、三ツ石山などが控える。
和奴さんのお蔭で、今回は岩手山がちゃんと紹介できました。和奴さん、ありがとう。
眺めのゾーンの展望台地から見た駐車場。
奥さんが、こちらに向かっている。ちいさ~
奥さんと素晴らしい景色を共有できたので、満足して次の場所へ。
10時に報恩寺(ほうおんじ) 到着。
立派な山門。
境内にある五百羅漢で有名。
尊像は京都で9人の仏師によって製作され、盛岡に運んだ輸送用の箱は台座として再利用されたそうだ。
五百羅漢の現存は全国で50例ほど確認されているそうだが、木彫りで499体が現存し、造立年代、尊像の製作者まで明確に知り得るのは、全国的にもまれな例といえる。
拝観料300円。
本堂の左側に、まるで内蔵のような内堂の中に五百羅漢像が収められている。
いくつか五百羅漢像を見ているが、これほどキレイに保たれているのは初めて。
報恩寺さんに車をおかせていただいて、近くを散策。
まず、鬼の手形がある三ツ石神社。
伝説によると、
昔この地方に羅刹(らせつ)という鬼が住んでいて、付近の住民を悩まし旅人をおどしていた。
そこで人々は三ツ石の神にお祈りをして、鬼を捕えてもらい境内にある巨大な三ツ石に縛り付けた。
鬼は二度と悪さをしないし、また二度とこの地方にはやってこないことを誓ったので、約束のしるしとして三ツ石に手形を押させて逃がしてやった。
この岩に手形を押したことが「岩手」の県名の起源といわれ、また鬼が再び来ない事を誓ったので、この地方を「不来方(こずかた)」と呼ぶようになったと伝えられている。
鬼の退散を喜んだ住民たちは、幾日も幾日も踊り、神様に感謝のまごころを捧げた。
この踊りが「さんさ踊りの起源」といわれています。
三ツ石。見に来る人が後を絶たないようだ。裏側から撮影。
正面にあるとされている手形。
ここにあると説明していた観光客がいて、目を皿にして探したがよくわからなかった。とりあえず、写真を撮ってみたが写真でもよくわからない。
境内には手形のレプリカ。
次は、龍谷寺。
明治4年から明治28年まで啄木の母方の伯父が住職だった寺。少年時代の啄木もたびたびここを訪れ、詩歌の指導を受けたといわれている。
境内には、国の天然記念物のモリオカシダレがある。
すでに葉桜。
11時24分、車に戻り盛岡中央公民館に向かいます。
続く。