車中泊好きオジさんのブログ

車中泊記事を中心としたブログです。車中泊記事が無いときは日常も記事にしてます。             

新宿御苑散策

2017/06/24()
新宿御苑に電車で参上。
大木戸門には駐車場があるようだ。3時間まで500円。
 
うちらは、新宿門から入場。入園料は一般200円です。


この入場券をスキャンして入ります。


9時から入れます (1630閉園。月曜日休館日。
 
ボランティアさんのお話だと、年間パスポート(大人2000)を使う人もいるそうだ。毎月訪れている計算だ。四季折々で楽しめるとのことです。
 
周囲3.5kmの園内には、イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園、日本庭園をたくみに組み合わせられているが、1回では回り切れない広さ。
 
2時間ほどかけても、赤線の範囲くらいしか見て回れなかった。


もちろん、ボランティアさんの説明もあったけど。
 
タイサンボク。

 


もくれん科もくれん属。どうりで白もくれんに似ている。
 
アジサイもそこそこキレイ。アナベル




新緑が素晴らしい。新宿と思えない風景だ。
左がメタセコイア。右はラクウショウ、樹齢は100年を超える。


親子連れがほほえましい。うちの孫もあんな時期があったなあ。
 
これからボランティアさんがラクウショウの説明をしてくれるところ。


気根(地上根)。地上に出てきた根っこのこと。


これだけの見事な気根は珍しいそうだ。


ラクウショウが湿地に生えると、根が水に浸って酸素が不足する。だから根の一部を地上に出して呼吸する。
 
半夏生(ハンゲショウ)。葉が白くなっている。病気ではありません。穂状の花を咲かせている。


半夏生は暦日の1つで、天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年72日頃にあたる。
 
虫媒花であるために虫を誘う必要からこのように進化したのではないか、といわれている(白くて目立つから)
 
花が咲き終わって夏の盛りの頃になると、白い葉の白い部分は色落ちして、ふつうの緑色っぽくなる。あら、不思議。
 
NTTドコモ代々木ビルが垣間見える。通称ドコモタワー


ニューヨークの摩天楼を思わせるデザインが特徴。
 
イチョウの実が落ち、ここまで育っている。


しかし、日が当たらなかったりで環境が悪いため枯れてしまうそうだ。
 
景色がひらけ、日本庭園が見えてきた。


またもやドコモタワー。目立つな。


日本庭園に橋はつきもの。
 
すずめがたわむれる。


正面の写真が欲しかったが自由気ままに飛び立った。
 
花もイイが、新緑も好きだな。


アカマツの下で初夏の天気を楽しんでいる。


実は梅雨の時期。といっても雨が降らないこの1週間です。
 
アカマツの根元。クロマツにつがれたアカマツだということがよくわかる。


旧御涼亭から見える景色。


窓がまるで額縁のよう。

旧御涼亭は、昭和天皇が皇太子であったときに、そのご成婚記念に台湾在住の日本人が送ったもの。

ネジバナ。ネジリバナともいう。




サンゴシトウ。


ヒラヤマスギ。


緑の卵? いや、ヒラヤマスギの松ぼっくりでした。


新宿御苑の歴史を調べてみた。
新宿御苑は、天正18年(1590)に譜代大名であった内藤氏が徳川家康よりこの地を拝領したときに始まる。
 
明治5年(1872)には、日本の近代農業振興を目的とする内藤新宿試験場が設置され、その後、宮内庁所管の新宿植物御苑となり、明治39年には日本初の皇室庭園である新宿御苑が誕生。戦後国民公園となり、一般に開放された。 HPより。

ボランティアさんの説明と同じだった。当たり前か。
 
新宿にある見事な国民公園を後にして、空腹をすき家で満たして向かった先はこちら。
20163月に新宿駅新南口にオープンしたNEWOMANバスタ新宿


4階に向かいます。


インフォメーション。奥の待合室はめちゃ混み。


特急の小田急バスがとまってました。箱根桃源台行だ。


単身赴任で、新宿から松本行の高速バスに乗ってたころを思い出す。
当時の建物は、こんなキレイではなく待合室で待つ間に気持ちが暗くなっていく。
バスが発車すると、自然と気持ちが切り替わり仕事モードに入っていく。 

新宿御苑とバスターミナル
色々な姿を見せる巨大都市新宿の相反する一面を楽しんだ1日でした。
新宿御苑が良かったかな。
 
an end!!